SMAP解散、その後・・・
いまや日本を代表する芸能プロダクションとなった「ジャニーズ事務所」。
ジャニーズをゼロから今の地位まで押し上げたのは、代表であるジャニー喜多川の手腕によるものであるが、
彼とともにジャニーズを、ここまでのエンターテイメント集団に育て上げたのは、間違いなく「SMAP」である。
彼らはドラマやバラエティに積極的に進出することで、スター性を持ちつつも、身近な存在に感じるという、今までのアイドルがなし得なかった存在価値を獲得した。
「国民的アイドル」と呼ばれ、28年もの長い間、第一線で活躍し続けた「SMAP」に焦点をあて、彼らがどのように時代を作ってきたのかを、深く掘り下げて調べてみたい。
解散後も、往年の名曲を振り返る趣旨の音楽番組内の企画などで、SMAPとしてライブ映像や番組出演時の歌唱パートの放送が行われることがある。
解散してすぐ、キムタク以外の4人の心は、もう未来に向かっていたように思う。
それはつまり、もう既に、彼らは次のステージへ進むべきだったんじゃないだろうかと思う。
彼らは30年近くの間、全力で走り続けて来た。
息切れくらいしても、おかしくはない。