元あまちゅあ芸人のお笑いぶろぐ

このブログは、学生時代に落語研究会で芸を磨いた40男が、自分の才能、努力、根性の全てを掛けて、お笑いについてちょびっとだけ書き綴るぶろぐである。

【競馬】日本におけるダート競走②

理由は、ひとつではないだろう。
 
そもそも日本という欧米から遠く離れた島国に、数百万円をかけて、わざわざ遠征しようと言うことが難しい。
この点に関しては、JRAも考慮していて、招待場に関しては、競走馬の渡航費なども含め、全てJRAが持っている。
 
まず1つは、日本のダートの質であると思う。
日本のダートの質は、世界で一番のダート国アメリカと比べて、砂に近い。
これに比べて本場アメリカは粘土質が強く、力もいる。
そのため、アメリカからきた馬などは、日本の競走馬に比べて筋肉質な馬が多い。
 
つまり、アメリカでいくら活躍している馬でも、日本で同じように走れるとは限らない。
これは逆も言えることで、日本の競走馬でアメリカのG1レースを勝った馬は、未だにいない(はずだ)。
唯一勝ったのは、ドバイでの国際競走で、ドバイの土の質もアメリカとは少し違うようだ。
 
しかし、ドバイワールドカップは、その優勝賞金が莫大。
バックにオイルマネーがあるため、いくら競馬社会での金回りがいい日本も、これにはかなわない。
 
とはいえ、日本も欧米のレースに比べれば、優勝賞金はかなり高い。
芝の国際レースであるジャパンカップでは、ここ10年外国馬の優勝(3着以内すら)馬が出ていない。
日本馬が強い上、地の利もあるためだ。
にも関わらず、賞金がかなり高いため、遠いヨーロッパやオーストラリアから、リスクを冒してまで遠征してくる。
つまり、賞金に関しては、JRAはかなり努力をしている。