元あまちゅあ芸人のお笑いぶろぐ

このブログは、学生時代に落語研究会で芸を磨いた40男が、自分の才能、努力、根性の全てを掛けて、お笑いについてちょびっとだけ書き綴るぶろぐである。

直線の攻防

 

しかし、ここからが圧巻だった!

 

直線の入り口で「手応えが良すぎた」と武豊が話すように、

早くも先頭に立つと、他馬を引き離しにかかる。

後ろの馬に影響を与えないよう、馬場の外側へ切り込んでいく。

少しでも、馬場のいいところを、気持ちよく走らせるために。

 

後ろからは、サトノクラウンが話されないように食らいついてくる。

リアルスティールマカヒキなども後ろから来ている。

彼らには、道中馬場のいいところを通った分のお釣りがまだあるはずだ。

 

果たして、キタサンブラックは!?

少し早く先頭に立ちすぎたのか、2番手以降の馬は、

キタサンブラックを目標に、一気に迫りくる。

 

しかし・・・。

 

一行に差は縮まらない。

唯一、サトノクラウンが馬体を併せにかかるが、

キタサンブラックには、まだまだ手応えがあるように感じた。

「来たらいつでも差し返す」つもりでいるように、僕は感じた。

 

こうして、クビ差以上に差が縮まることはないまま、天皇賞はゴールを迎えた。

キタサンブラック菊花賞天皇賞春、ジャパンカップ有馬記念天皇賞春に続く、

G16勝目。

 

レースは、まさに独壇場。

出遅れたところも含めて、キタサンブラックの強さばかりが目立つ結果になった。