元あまちゅあ芸人のお笑いぶろぐ

このブログは、学生時代に落語研究会で芸を磨いた40男が、自分の才能、努力、根性の全てを掛けて、お笑いについてちょびっとだけ書き綴るぶろぐである。

まさかの出遅れ、まさかの・・・!

かくして、大雨の中スタートを切った天皇賞秋。

しかし、レースの中心になるはずのキタサンブラックが出遅れる。

「ちょうど、スタートを切る前にゲートに突進してしまった」と武豊

 

それでも、「それならそれで、と腹をくくった」と、徐々にレース中に前へ進出。

しかも、大きく荒れているはずの内々を通ってだ。

元ジョッキーの坂井千明氏は、「今までどの馬も経験したことがないほどの馬場。返し馬のときに感触を掴んでいたのでは」と話す。

 

「それほど苦にしなかったので」とはいえ、一歩間違えれば、馬が走る気をなくしてしまうほどの馬場の内側を、キタサンブラック武豊は進んだ。

 

前哨戦の毎日王冠を勝利したリアルスティール

春の宝塚記念キタサンブラックを破ったサトノクラウンらは、

なるべく体力を温存するかのように、集団の中団、馬場の真ん中を淡々と進む。

 

スタートで出遅れたキタサンブラックは、4コーナーに差し掛かるあたりでは、

既に先頭集団のすぐ後ろに取り付いていた。

 

ここから600メートルの長い直線。

しかもここまで馬場の悪い、内々を通ってきた。

直線、最後まで持つのか!?そう、見ているファンは固唾を飲んで見守った・・・。